上川地区種苗協議会の研修会が京都などで行われました。途中立ち寄った西本願寺は、宗祖親鸞聖人入滅後、
末娘の覚信尼が廟堂を営み、遺骨を安置したのが本願寺の発祥とされています。境内には桃山文化を代表する
建造物や庭園が多く残され、境内が史跡に指定されており、平成6年には古都京都の文化財の一部として世界
遺産にも登録されています。

 本願寺にあるイチョウの木は、京都市の指定天然記念物で樹齢330年以上とされ、1788年に起こった
大火の際にはイチョウから水が噴出し、お堂が焼けるのを防いだという伝説から、水吹きのイチョウとも言わ
れているそうです。


 京都御所は、元弘元年(1331)、光厳天皇が最初に使用され、明治2年(1869)の東京遷都までの500年
以上の永きにわたり、歴代天皇の居所、執務所でありました。御所は、南北445m、東西250mの築地塀
に囲まれた殿舎郡を指し、東西南北に6つの門、歴代天皇が即位した姉神殿など9殿舎を渡り廊下でつなぎ、
北側に皇后御殿など5殿舎があります。また、小御所には、滝や渓流を配した回遊式庭園があるそうです。

 また、京都御所の南西側にある梅林には約200本の梅の木が立ち並び、更に北燐の桃林には約100本の
桃が植えてあり、京都市内でも屈指の場所といわれています。



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