小川教授との質疑応答 | 苗畑を視察される教授 | 菌根菌に覆われた菌根 |
弊社では昨年、優良な幼苗育成をテーマとした「幼苗と土づくり」を発表させて頂き、 さらに今年は新たな取り組みとして、通称「ふるさと財団」より大阪工業大学小川客員 教授を迎え、自然環境が激的に変化していく現代の中で、私達は人工的に作られた化成 肥料や薬品を使う代償として、土壌・土壌内微生物の破壊を行っています。植物が成長 していく上で、土や微生物の存在を無視することはできないことであり、本来、第一に 考えなければいけない「自然にある力を利用する」ことをもう一度考え、それが結果的 に苗木を育成するにあたって最良の方法だということを改めて認識いたしました。 小川客員教授による全3回の講習を終え、苗木育成には炭と菌根菌が有効なポイント と考え、いかに活用できるか若き社員達によるミーティングを行い、春には炭をポット 苗に使用し試験データの収集をするなど、更なる1歩に向けて取り組んで参ります。 |
過去100年で地球全体の平均気温は1℃上昇しています (ニュートンより) |
美瑛町でも気候の変化が見られ、雪解けが早まっています (弊社データ 11月より) |
氏 名 :小川 眞(オガワ マコト) 主な学歴:京都大学大学院農学研究科農林生物学専攻博士課程単位 取得 主な職歴:農林水産技官研究職をはじめ、滑ツ境総合テクノス 顧問、関西電力 株式会社を歴任し、現在は大阪工業大学リエゾンセンター 客員教授 としてご活躍中 著書論文:単行本「マツタケの生物学」、「きのこの自然誌」、「作物と土をつなぐ 共生微生物」ほか、菌根、きのこ、マツ林、熱帯林、砂漠緑化、炭の農 林業利用等に関する共著、論文、解説多数 |
ふるさと財団とは・・・ 財団法人地域総合整備財団(通称ふるさと財団)は、地域における民間能力の活用、民間部門の支援策として考え出され、昭和63年12月21日、自治大臣および大蔵大臣の許可を得て、都道府県、政令指定都市の出捐による財団法人として発足しました。 当財団は、地方自治の充実強化のため、地方公共団体との緊密な連携の下に、民間能力を活用した地域の総合的な振興及び整備に資する業務を行うとともに、地方公共団体が実施する長期資金の融資業務を支援することにより、地域における民間事業活動等の積極的展開を図り、もって活力と魅力ある地域づくりの推進に寄与することを目的としています。 (ふるさと財団HPより) |
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